エンジニアとして働くことになったきっかけ
この仕事について3年目になりました。
最近行き詰まってる感じがあるので、ちょっとここらで「初心を思い出してみよう」的な感じに今までのことを振り返ってみようと思います。
「時代はプログラミング」「まじで?」
もともとは化学系の大学院生でした。
なんとなく「先生っていいよなぁ」と思ったのと、「一つのことを続けるのってかっこいいなぁ」という理由でそのまま研究を続けて大学の先生になりたいな〜とか思ってました。
だけど、大学の先生なんてそんな甘い考えの人がなれるはずもなく。
「自分はきっと向いている」「ほら、これだけ頑張っているじゃない(と思っていた)」と自分に言い聞かせつつ、ついに自分の研究への"純粋な熱意"の欠落に気づいてしまった私は卒業半年前に休学することにしました。
で、すぐに就活するのかと思いきや「なんか悩みすぎて頭おかしくなってる感じするな...」と思い、「ひとまずバイトで食い繋ぐか」とまさかのフリーター生活に。
当時働いていたイタリアンでのアルバイトだけでは生活できなかったので、とりあえず比較的高時給な日本酒を金閣寺で売るバイト(英語も使えるから楽しいかなと)を確保して、「なんかもう一つスキルが身につく系のことやりたいな〜」とネットで色々検索することに。
そしたら出てきた「時代はプログラミング」という言葉。
まぁもっと文章の前後関係はしっかりあったはずなんだけど、「まじか。プログラミングできへんぞ。じゃあ30年後とかこのままじゃ生き残られへんくなるん?」と焦りを感じて、たまたま見つけた Wantedly で縁あって今働いている会社にアルバイトとして行くことになりました。
半年ぐらい足を突っ込んでみて「楽しそうだなぁ」と思った
アルバイトとは言ってもプログラミングなんて趣味でもやったことはなく、本当に知識ゼロの状態から始まりました。
ネットの学習サイトでフロント周りの基本(HTML、CSS、JS)を勉強しつつ、社長にわからないところを聞くという感じを3~4ヶ月ぐらい。
その間に関西フロントエンドユーザーグループの年忘れLT大会に行って「みんな勉強熱心だし、楽しそうにやってるのがいいなぁ」と思ったり、フロントエンドカンファレンスをお手伝いしてみて「いっぱい人がきてて、ここでもみんな結構楽しそうやなぁ」と思ったり。
なんかよくわからないけど、ITコミュニティってのはみんな楽しそうかつ自主的に勉強しているんだなぁという印象がありました。
で、そろそろフリーター生活も疲れてきたし、「この世界でなら私も楽しくやっていけるかも」と思ったので就職させてもらうことに。大学院も辞めました。
次は実際に働きはじめてからのことについて書こうと思います。